君の隣で ーセンセイとアタシー


鈴村は絶対に持てるのに、わざと持てないフリをした


俺は心で舌打ちをして、鈴村が何か言う前に全部をダンボールにつめて職員室に急いだ


「えらい早いですね…」

「はい、では僕は用事がありますんで…」


そう言って職員室を出た

後ろで川藤先生が「忙しいのにすいません」って言ってる


違う、川藤先生のせいじゃありません


俺を呼んだのは鈴村です




< 230 / 345 >

この作品をシェア

pagetop