偽りの代償
ゆいが俺を?

夢かと思った・・

「ゆい・・それホント?・・でもキミは・・」

「おかしいと思うわよね・・・・再会して付き合うことになっても私海君にひどいことばかりだったし・・わがまま言って、困らせて仕返しもしたいって思ってたの・・でもいつも気になってた・・」


あれだけ酷いことした俺を・・・


「貴方の前から姿を消す前に・・・卓也と結婚するまえにいいたかったけど出来なかった・・卓也に恩返しもあったの・・私の足を支えてくれたのは彼だったから・・」



そう・・後藤はゆいを支えた・・俺にできなかったこと・・


「結婚して彼だけを愛していこうと思ったわ・・」
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