宇宙少女観察記
どーゆー状況だこれは。
なぜ警官が俺の家でくつろいでいる。
そしてなぜ杜若と花札をしている。
職務怠慢といわないかこれは。
「おい、警官。何してる。」
「花札。」
「見たらわかるだろう阿保か貴様。」
「こらこら、だめだろー?担任なんだからぁー。」
「いやお前がだめだろぉぉぉお!!」
超展開すぎて話しが飛びまくってるなんて言わないでくれ。
だってそうだろ?
無理だろこれ
普通に暮らしてきた俺には絶対にありえない状況だろこれ。
いや、俺は言った。
確かに言ったよ。
「まぁとりあえず話しをきいてくれないか…。」
「あぁー…じゃあ交番で。」
「何故悪くもないのに交番なんぞに行かねばならない。私はごめんだぞ。」
「…じゃあどうしろっていうんだ。」
いや、確かに俺も不満ではあった。
しかしここで逃げたら俺は援交教師のレッテルを貼られるわけで。
それは絶対ない。
「簡単なことじゃないか。貴様の家で話したらいいだろう。」
でたよ
でたよお得意のとんでも発言。
「お前…俺だけならまだしも…お巡りさんを困らせるようなことを言うんじゃない。」
「いいよ。」
「ほらみろ…て、えぇ?!」
大丈夫かこの警官!?
おかしい。
この街はなにかがおかしい!!
「ってか!なんで俺の家だよ!」
「貴様の家が1番ちかいだろう。」
「え?!なんで知ってるんだよ!おい!聞いたでしょう!お巡りさんこいつ逮捕してくれ!」
「ははは、君面白いね。」
「貴様もなかなか…」
「聞けよ!!もういい…どうせ家なんだろ?!わかったよ、行くぞ!!」
ってな。
いっちゃったんだよ。
俺の馬鹿。
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