幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜
「だったらどうしてっ!そんな泣きそうな顔してんだよ…」
「………え…っ」
さっき振り返った花音は今にも崩れそうで…、泣きそうで……
抱きしめずにはいられなかったんだ……
「……っ……」
うつ向いて抵抗しなくなった小さな体
「なぁ―…。花音」
「…………」
「…俺ら、なんでこんなに離れちゃったんだろう…」
恋人が終わっても、もしかしたら、幼なじみに戻れるかもしれない……
そんな淡い期待をしていた……
幼なじみに戻って、もう一度好きになって欲しかった…
でも…花音は幼なじみに戻ることさえ許してはくれなかった……