幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜


「なつ…めっ…」


「……花音、泣いてるの?」


すすり泣きの音がする



そんな花音を俺はもっと強く抱きしめようとした…



でも………




――ドンッ


押し退けられた身体



「…か、花音?」


「…ごめんなさい…。ごめんなさいっ!」



「花音っ!!」




そのまま教室から花音が走りだした






俺はそんな花音を追いかけることが出来なかった



イヤ……追いかける自信がなかったんだ……。





< 279 / 376 >

この作品をシェア

pagetop