Painful Love※修正完了※
「そ。本当はね……「秀」」
ニコニコしながら話しだそうとした男子に拓斗君が割って入る。
「……余計な事言うな。もう俺帰る」
「「えっ?」」
そう言って立ち上がった拓斗君に思わず声を上げれば男子とも被って顔を見合わせた。
帰るって、まだ始まったばかりなのに?
「拓斗、もう少しいた方がいいんじゃ?」
「実家に帰るから」
引き止めようとした友達……秀君を見下ろして言うと、
財布から2000円を取り出して渡してさっさと荷物を持って部屋を出ていってしまった。
他のメンバーは特に気にする様子もなく、
カラオケの画面を見て盛り上がる。
そんなに退屈してたんだ。
出ていき自然に閉まったドアを見つめる。
もっと話したかったのに。
聞いてはいけないことを聞いてしまったのかな。