Painful Love※修正完了※
「ごめんね、拓斗本当はめっちゃ明るくて面白くて優しい奴だから」
ドアから視線を戻せば、今拓斗君が座っていた場所を詰めて秀君が隣に来る。
「良く知ってるんだね」
別に秀君が謝る事無いのに、
とヘラっと笑ってみせた。
「まぁ、高校の時同じクラスだったしね」
「え、そうなの?」
「だから高校の時の拓斗知ってるけど……今と違ってて」
カラオケに見向きもせず私に真剣に話してくれる秀君。
その真剣な表情に、私も秀君の声だけに意識を集中する。
聞きたい。
さっき会ったばかりだけど、拓斗くんのこと。
こうして秀君が言うのが嫌で、制止して帰っちゃったのかもしれない。
本当は、本人に直接聞くべきなのかもしれない。
でも、さっきの様子からしてきっと誰かに話したくないことだろうと思う。
これから仲良くなる見込みも分からないし、
仲良くなった所で拓斗くんが話してくれる気も……しない。
それでも、知りたいから。