Painful Love※修正完了※

「私は拓斗を必要としてる……なんで?なんで時雨さんなの?
私と何が違うの!?」


ポロ、と佐奈子の瞳から涙が綺麗にテーブルに落ちた。


それに、自分の顔が咄嗟に歪むのが分かる。

何が違う?


そんなの……



「全部違うよ。佐奈子と時雨は全く違う。


佐奈子を時雨と重ねてた事が殆どだった……それは謝る」


俺が馬鹿で、流されるように佐奈子を受け入れたからこんなことになってしまったんだ。


「ごめん……」


「私、拓斗が必要なの……」


ごめんな。

必要としてくれるのは嬉しい。

だけど




「俺も、時雨が必要なんだ……。時雨が居るから頑張れる。時雨の為に頑張ろうと思える。時雨に、傍にずっと居て欲しいんだ。


だから……婚約は破棄して下さい。すみません……」


頭を下げれば、佐奈子の嗚咽が耳に届いた。

ごめん。


本当に、ごめん。

だけど……俺の中では時雨が一番なんだ。


「時雨さんが…受け入れてくれるかも分からない、のに……?」





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