Painful Love※修正完了※
拓斗はそれでもわたしの言いたい事を理解してくれたらしくわたしを落ち着かせようと必死だった。
「時雨、落ち着いて?」
「ふぇ、拓……助け、て」
「大丈夫だから」
「―――拓斗?どうしたの」
リビングの方から拓斗やわたしの叫び声を聞いて、
パタパタとやってきたおばさん。
「母さん、時雨の両親が事故で運ばれたって!急いで行かないと!!」
本当はわたしがおばさんに説明しないといけなかったのだけれど。
わたしはただ拓斗の前で床に座り込んで嗚咽を我慢する事も出来ずに泣く事しかできなかった。
「時雨ちゃん!どこの病院!?」
「時雨、どこに運ばれたんだ?」
体を小さく揺さ振られて、思い返すのはさっきの電話で警察の人が言っていたこと。
「市立救急病院……」
「時雨ちゃんしっかり!私が一緒に行くから!」