Painful Love※修正完了※
でも、相変わらずほんわかしていて落ち着く。
「さ、上がって上がって」
スリッパに足を通して叔母さんの後に続いて廊下を進む。
「おっ、時雨ちゃん!久しぶりだなー」
「こんにちは」
リビングへと入ると、テーブルでお酒を飲みながらテレビを見ていた叔父さんが出迎えてくれた。
「大人っぽくなったなー」
「それ、たった今叔母さんに言われた」
2人とも同じ発言に声を出して笑う。
そんなに、大人っぽくなったかな?
「まだご飯食べて無いでしょ?時雨ちゃんの分も作ったから、冷めないうちに食べなさい」
「ありがとうございます」
「……4年ぶりに帰ってくるからって張り切って作ってたんだ」
テーブルへと促されて鞄を置いて着席するとキッチンへ向かった叔母さんをチラっと見てから叔父さんがこっそりわたしに囁いた。