Painful Love※修正完了※


叔母さん、わざわざありがと。

じっと座って待っているのも悪いかなと手伝う為に立ち上がれば


叔母さんは「いいから座ってて」とおぼんに色とりどりの料理を乗せて歩いてきた。


「叔母さんの手料理久しぶり」


目の前に出される料理に目を奪われる。

煮物、家を出ていく前に叔母さんに作り方をしっかり習っていたのに。


一人で食べたくなって作ってみたら、何が違うのかどうしても叔母さんの作ったものと同じ味にならなくて。


久しぶりに食べたいと思ってたんだよね。

「いただきます」

そう言って、手を合わせれば「どうぞ」と帰ってくる。


そういう何気ない会話もご無沙汰で、思わず頬が緩む。

「ごめんね、いきなり呼んじゃって」


お茶碗をわたしの前に起きながら申し訳なさそうに謝る叔母さん。


「いいえ、またしばらくお世話になりますね」





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