Painful Love※修正完了※

何でそんな風に楽しそうに話せるの?

わたしは両親を亡くしたのに。


お願いだから、放っておいて。

構わないで。


心の中で、ぽつりぽつりと思っても、声には出てこない。


体全体の力が抜けてしまったかのように


動く気も起きず、声すら出す気力も無かった。


感情が麻痺してしまったかのようにボーッとするしか出来ていなかった。


「……学校。行かないか?」


―――また今日も。


拓斗が歩いてくる音がしたと思えば、

トントンと軽いノックと共に第一声でそう言われた。


「………」

「しっかり朝飯食ってさ、遅刻してでも良いから。俺も一緒に遅刻したって良いし」

……行かない。行きたくない。


「別に1日授業受けなくても、1時間だけでもさ」


「………」

わたしが返事をしない事で途切れた会話。


今何時、時計だけ確認しようと視線を動かす。


それだけですら面倒に感じながら。


時計の針はそろそろ行かないと本当に遅刻扱いとなってしまうギリギリを指していた。






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