「金剛戦士Ⅱ」西方浄土
以上の九項目が述べられ、最後にその他の防衛手段や無機物生命体の地球への接近予防策として
一、すでに製造が始まっている新型電子ビーム砲搭載調査宇宙船の増産。
二、既存の宇宙調査船に電子ビーム砲を搭載可能なように改良を施す。
三、土星軌道以内の宇宙空間に電子ビーム砲搭載衛星を配備する。
四、宇宙ステーションや月面基地ならびに火星への電子ビーム砲配備の検討。
五、小型の宇宙機雷搭載の観測衛星を開発製造し、可能な限り多数の衛星を発射して、太陽系の周辺部に配備し続ける。
六、宇宙ステーションや火星、月面基地において、無機物生命体が近づいて来る前の早期の脱出方法の研究。
七、もしも無機物生命体が接近してきた場合、宇宙ステーション、火星、月面基地において、如何にすれば、攻撃を受けずに済むかの研究と緊急避難用シェルターの建設。
八、もしも月面基地や火星が多大な被害を被った場合の、速やかな復旧方法の研究。
以上、すべてで三十八項目の発表が終了した。
補佐官は、まず発表した案以外に新提案があるか会議場の全員に向かって問うたが、ここまで、かなり時間を費やして詰めてきた案であり、新しく提案を述べる者は居なかった。
ただし複数の国から移動式電子ビーム砲搭載車両の開発製造が決定し、実際の製造と配備が開始された時には、無機物生命体を攻撃可能な兵器を持たない国から、率先して配備を促進するように要望があった。
一、すでに製造が始まっている新型電子ビーム砲搭載調査宇宙船の増産。
二、既存の宇宙調査船に電子ビーム砲を搭載可能なように改良を施す。
三、土星軌道以内の宇宙空間に電子ビーム砲搭載衛星を配備する。
四、宇宙ステーションや月面基地ならびに火星への電子ビーム砲配備の検討。
五、小型の宇宙機雷搭載の観測衛星を開発製造し、可能な限り多数の衛星を発射して、太陽系の周辺部に配備し続ける。
六、宇宙ステーションや火星、月面基地において、無機物生命体が近づいて来る前の早期の脱出方法の研究。
七、もしも無機物生命体が接近してきた場合、宇宙ステーション、火星、月面基地において、如何にすれば、攻撃を受けずに済むかの研究と緊急避難用シェルターの建設。
八、もしも月面基地や火星が多大な被害を被った場合の、速やかな復旧方法の研究。
以上、すべてで三十八項目の発表が終了した。
補佐官は、まず発表した案以外に新提案があるか会議場の全員に向かって問うたが、ここまで、かなり時間を費やして詰めてきた案であり、新しく提案を述べる者は居なかった。
ただし複数の国から移動式電子ビーム砲搭載車両の開発製造が決定し、実際の製造と配備が開始された時には、無機物生命体を攻撃可能な兵器を持たない国から、率先して配備を促進するように要望があった。