今夜,君と…。

二の舞。

[…着信中…]






[…千春…]






「もーしー?」

「陽っ!!助けて!!」


突然の春からの電話。
かなり久しぶりの電話でもあった。


「いきなり,どないしたん?」

「いいから早く来てえぇぇ!」

「ちょ…落ち着け!今どこやねん?」

「…飛日…。」


飛日とは有名な風俗街…とゆうか本番屋のある場所で。

なんで春がそこにいるかは,わからんけど切羽詰まった声やったから優介に事情を話し飛日に向かった。

「姉さんにはウマイことゆうとくから!!」


優介も春とは友達やし心配そうな顔で見送ってくれた。





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