キミ専用テレパシー





「そうですか。それはよかった。」



しばらく2人で子ども達を見つめていると、ももちゃん達が走って来た。




「おねぇちゃん!」



「どうしたの?」




「またきてね!こんどは、なわとびやろうよ!」





キラキラした目で見つめられて
私は、気付いたら

「うん!」と

頷いていた。




「ぜったいだよ?やくそく!」




「うん!約束ね。」





ももちゃん達とゆびきりげんまんしている姿を、神田くんは楽しそうに見ていた。




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