ADULT CHILDREN


そして
修平が退院して私の誕生日の少し前。


音沙汰なしの父から突然の電話。


勿論。出る気は全くなかった。



どんなに憎くても
顔を見たり声を聞くと、私は父親という人間を求めてしまって強く言えないから。



でも

いつもなら1度や2度電話に出なければメールが来るのに
その日は鳴り止む事無くなり続け、その根気に負けた私は電話に出てしまった。

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