難恋
「おい!華乃!待てって!」
あたしは全力で走った。
でも蓮太は早くて追いつかれ腕をつかまれた
「ちょ…お前…何気足早ぇ…」
ゼェゼェと蓮太は呼吸する。
あたしも同じく…
こんな全力で走ったのなんて、いつぶりだろ
体育本気でやってないし…
「…フゥ…てかお前なんで…」
「聞きたく…なかったんだよ…」
あたしは下を向き答える。
「…………。ゴメン…。お前の気持ち考えられなくて…。」
「………いーや…。普段謝らない蓮汰があやまったし!」
なんて…また涙みせたくないから言っただけ…
「な!なんだよ!それ!」
「いいじゃん!許されたんだから!」
ニカッと笑い蓮汰にいう
「チッ…わーったわーった。」
と頭の後ろで手を組み呆れる感じで言った。
「さっ!コンビニいってお昼たべよっ!」
「お。そぅいえば忘れてた。」
「競争っ!!」
そう発言し全力で走りはじめたあたし。
「は!?ズル!!!」
その後を追い掛ける蓮汰
めっちゃおもしろい!
絶対勝ってやる!!
コンビニまで全力でいった。
もちろん。
休憩なしで………