Holy×Kiss~闇の皇子より愛を込めて~【吸血鬼伝説】
「エンキが………エンキが、生きているって事なのか!?」
驚いた僕の叫び声に、残月は、微笑んで頷いた。
「ええ。元気ですよ。
しかも、さっきはこの上なく上機嫌で、私の家中を徘徊してました。
おかげで、私の所有物が全て粘液まみれです。
着替えを取って来る余裕ぐらいしか、ありませんでした」
「あの地下施設から、どうやって……!」
「あなたが、命を賭けて作ろうとした『輪』は、既に完成目前でした。
地上に出てすぐ、地下に戻って、私があなたの言葉を引き継いだのです。
しかし、私は皇子ほどの力はありません。
『輪』の効果範囲を『部屋の床全て』から『エンキの粘液で区切られた範囲』に縮小したので……土を掘る怪物達を救う事は、出来ませんでしたが………」
「牙王……牙王は?」
「校長もろとも、エンキの輪の中に叩き落とした時に、派手に文句を言っていたので、大丈夫なんじゃないですか?
まあ、致命傷に近い傷に、エンキの毒が入ってタダで済むとは思えませんが」
驚いた僕の叫び声に、残月は、微笑んで頷いた。
「ええ。元気ですよ。
しかも、さっきはこの上なく上機嫌で、私の家中を徘徊してました。
おかげで、私の所有物が全て粘液まみれです。
着替えを取って来る余裕ぐらいしか、ありませんでした」
「あの地下施設から、どうやって……!」
「あなたが、命を賭けて作ろうとした『輪』は、既に完成目前でした。
地上に出てすぐ、地下に戻って、私があなたの言葉を引き継いだのです。
しかし、私は皇子ほどの力はありません。
『輪』の効果範囲を『部屋の床全て』から『エンキの粘液で区切られた範囲』に縮小したので……土を掘る怪物達を救う事は、出来ませんでしたが………」
「牙王……牙王は?」
「校長もろとも、エンキの輪の中に叩き落とした時に、派手に文句を言っていたので、大丈夫なんじゃないですか?
まあ、致命傷に近い傷に、エンキの毒が入ってタダで済むとは思えませんが」