赤点ダーリン



「でもでも爽くんって真奈美に結構かまってるよね?」

蒼が実に面白そうな顔で言ってきた。

「いや、私なんかヤツにとっちゃ女狩りの前菜程度なんじゃない」

「お、女狩りって…」

あんな何人の女と付き合ってるかもわからないヤツに話しかけられること自体

超・迷・惑。

「私はもっと賢くて爽やかで女なんか興味ないぜって感じの男がいいの!」

「あっそー」

今度の蒼は携帯をいじりながらめんどくさそーに答える。
つか、態度変わり過ぎだろ!



「…真奈美が爽くんのこと好きになったらおもしろいのに」


は?


は?


WHAT?


「誰が誰のことをどうなったらおもしろいって言った?」

「あ、ごめんなさい嘘ですうーそ」

なんであんなヤツを!?

私が!?

好き!?


「天地がひっくり返ったってありえねえ!」

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