冷たい月
ー 俺さぁ、お前のこと
入学してからずっと好きだったんだ
受話器から
男の声がそう言った
『もう電話してくるな』
そう言って
電話を切り
電源まで落とした
『良治、ありが…』
そう言いかけた璃空の唇を
自分の唇でふさいだ
ー 何でなんだ!
心の中で嫉妬の渦が渦巻き
それが
激しいキスとなり
璃空を壁に押し付けた
『りょ…じ…痛い…』
そのまま
璃空の両手をつかみ
ソファーに倒した
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