バトルロワイヤル

細菌特殊部隊

「まぁセットで持たないと意味がないからな…。」徳光はまた眼鏡を光らせた。
「よかったら1個やるよ!持ってても意味があるかわからんがガスは最強だぜ!」
「…あ、ありがとう…。」オレは徳光からもらっても意味のないようなガス玉を1つもらった。
「まぁ他にも作ったけどまぁまた今度や。…それとすごいのがもぅ1つある!!」徳光は続けた。
「…なんなん?」かなり気になった。
「じつはオレ達は特殊部隊を作ったんだ!!」
「………。……はいっ?」オレ達3人の頭では理解できなかった。
「……まぁいきなりはわからんやろな…。お前ら出てこい!!」徳光は隣の準備室に聞こえるように叫んだ。
(ガチャ…ギィ…)準備室と理科室との間にある扉があいた。
「…徳光さん呼びました?」奥から白衣を着た猫背の男が出てきた。
「おい徳光さんが呼んでんぞ!!」猫背の男が中に叫んだ。
「…ほ〜い!!」中からさらに白衣を着た3人の男と1人の女が出てきた。
「で、何の用ッスか?」猫背の男は言った。
「まぁちょっとした自己紹介や!彼は猫田だ!一応特殊部隊の隊長だ。」
「よろしくッス。」
「よ、よろしく」
(…名前のまんまやな…)
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