バトルロワイヤル
「岩田ァアァア!!」軍人達は撃たれた軍人の名前を叫んだ。
「やめろてくれぇえ!!」児玉が捕らえていた佐野と呼ばれる軍人が叫んだ。
『…………?』
「このままじゃオレ本当に殺されちまう…。…もしかしたら他の関係ない岩田のようなやつも出てくるかもしれない…、この子供はバトルロワイヤル参加者だったんだ…。どういうわけかここに乗り込んでて…」佐野の腕はガチガチと震えていた。
「…わかったかぁ!!?お前らぁあ!!?今すぐ頭のところに連れてけぇ!!!」
「…頼む…」
その後軍人達は少し話し合ってから児玉を本部に連れていった。

―RANルーム―
「おい大野、テレビだ!テレビを早くつけろ!!」オレは大野に支持を出した。
「…もうやってます…」
(…カタカタ…カチッカチ…)
大野は巧みにキーボードを操りパソコンの画面をテレビ画面に変えた。
《…プルプルプル……こちらはヘリからの映像です!!…ただ今大阪軍隊基地本部に何者かが銃を持って立てこもっている模様です…》
「これや!!」
児玉が乗り込んだニュースはすぐに全国ネットでテレビになっていた。
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