年上王子のお嫁さん☆


今は午後9時近い。


家に帰るのは10時過ぎだろう。




携帯を開くと、画面に広がる待ち受け。


幸せそうに笑ってる華とのツーショット。

ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめる華を、俺が肩を抱いて引き寄せていた。




…会えないのがつらい。


毎日のように会っていたときが

懐かしくて、羨ましい。




……でも

これからもっと会える時間は減っていくだろう。


ずっとこのままじゃ、いられない。




いつか


華が離れていく日が来るかもしれない。



そんなの想像したくもないけど。




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