年上王子のお嫁さん☆
「450円になります。」
会社の中にある売店で、弁当とお茶を買う。
華が嫁になったら…
弁当とか作ってくれるのかな?
ちょっと変態じみた想像をしながら営業部に戻る。
…と……
「槇原くんっ!!」
後ろから呼ばれて振り向くと
小走りで掛けよってきた人物を見た。
「…安藤さん……」
「ごめん、ちょっといいかな?」
同じ部署なのに、こんなところで呼んだ意味があるのだろうか…
そう思いながら、呼ばれるまま安藤さんについていった。
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