年上王子のお嫁さん☆


「俺、諦めてやるよ。

アイツに幸せにしてもらえ。
なんかあったら言えよな?」


「…うん。ありがとう。

本当に…ありがとう…」



また泣きそうになる。


今日は、お子ちゃまみたいに泣き虫。




「っ、華!!

帰るぞ……」


「ぇ、みんなもういいの?」




焦った顔で走ってきた啓飛に、腕を掴まれて引っ張られた。


振り返ると、にんまり笑顔のみんながいた。

…何を聞いたんだか。




「華、お幸せにっ♪」

「あんまりヤり過ぎんなよっ?」

「「「アハハハハっっ」」」




……バカ…!!!!

恥ずかしいってば!!


みんなの表情から、どんな話を聞いたのか想像出来た。



最悪……




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