年上王子のお嫁さん☆


早速営業部に戻り、部長に休みをとらせてもらおうと思って

コーヒー片手に近づく。




「部長、ちょっといいですか?」


「あぁ、槇原くん。
……休みのことだろう?

わかってるさ。華ちゃんが大学に入るまでなら2日間、休みをあげよう。」




……え。

なんで知ってるんだ!?


首を傾げていると、部長は軽く笑った。



「安藤くんから話は聞いたよ。ゆっくりしてくるといい。

たまには、のんびり楽しんできなさい。」


「部長……」



にっこり笑っている部長から、神々しい光が見える。

ありがとうございます、部長!!!




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