年上王子のお嫁さん☆


それから、仕事はあり得ないくらいスムーズに進み

早めに家路についた。



ふう……

やっと帰れる。


華に会える。



満員電車に乗りながら、そんなことを考えていた。


俺の脳ミソの中、97%くらい華で埋まってる。

残りのこと?


わかんないけど、仕事のことかな…

でもそれも結局は華に繋がるんだよな。


いつか二人で暮らしたときに、華や子供たちを養っていけるように……なんて。




携帯を開くと、結婚式に撮った写メが一面に広がっている。


綺麗すぎる。

結婚式なんて、照れくさいと思っていたけど…全然そんなことなかった。



一生に一度の

幸せすぎる時間。




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