『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】
第15話
少し大きめな近所の病院で初めての入院生活がはじまった。
担当だと言うナースに4人部屋の病室に案内され、ベットや照明器具、テレビなどの説明、そして入院生活について説明を受けていた。
小さめのベットのクッションが堅いこと、伸縮するスタンド、自分だけの空間をつくる周りのカーテンなどにいちいち感動する昭太郎。
「まるで、病院みたいじゃねぇーか・・・」
入院している自分に違和感を覚えながら検査を受ける。
結構忙しく色々な検査をこなして病室に戻った。
「給食みたいじゃねぇーか・・・」と入院食にも興味を示し、味気がないことにも新鮮な感じを覚えた。
必要以上の漫画本や雑誌を売店で買い込みベットに寝そべってみるが、そこは違和感と少しの緊張感がある独特の空間であった。
夜9時の消灯時間に本当に電気が消されたことに周りを見回すが、みな当たり前のようにテレビを消してベットについていた。
消灯時間の早さに「小学生じゃないんだから・・・」と呟くも、眠りにつこうと目をつぶる。しかし、隣のじいちゃんのいびきや点滴の機械音が気になり、あっさり諦めた。
はじめて体験する病院の夜。暗い中に白く浮かび上がる天井を見つめて少しもの悲しくなった・・・。
少し大きめな近所の病院で初めての入院生活がはじまった。
担当だと言うナースに4人部屋の病室に案内され、ベットや照明器具、テレビなどの説明、そして入院生活について説明を受けていた。
小さめのベットのクッションが堅いこと、伸縮するスタンド、自分だけの空間をつくる周りのカーテンなどにいちいち感動する昭太郎。
「まるで、病院みたいじゃねぇーか・・・」
入院している自分に違和感を覚えながら検査を受ける。
結構忙しく色々な検査をこなして病室に戻った。
「給食みたいじゃねぇーか・・・」と入院食にも興味を示し、味気がないことにも新鮮な感じを覚えた。
必要以上の漫画本や雑誌を売店で買い込みベットに寝そべってみるが、そこは違和感と少しの緊張感がある独特の空間であった。
夜9時の消灯時間に本当に電気が消されたことに周りを見回すが、みな当たり前のようにテレビを消してベットについていた。
消灯時間の早さに「小学生じゃないんだから・・・」と呟くも、眠りにつこうと目をつぶる。しかし、隣のじいちゃんのいびきや点滴の機械音が気になり、あっさり諦めた。
はじめて体験する病院の夜。暗い中に白く浮かび上がる天井を見つめて少しもの悲しくなった・・・。