『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】
第45話
足首の痛みが和らいできた頃、左足の甲の感覚が無くなってることに違和感を覚え、何度も足を触っていた。
そして今日、検査の結果を知らせるとのことで母親も呼ばれていた。
永峰医師に向かい合って昭太郎と母親は座っていた。
永峰医師がテーブル上のカルテに絵を描きながら説明を始めた。
「大林君の肝臓は異常トランスサイレチンを産生していて、アミロイドと言われる異常な線維状のタンパク質が末梢神経、自律神経並びに全身の内臓器官に沈着して各臓器の機能障害を起こす疾患です。」
下唇を噛みながら聞いていた昭太郎。
「なんだかよく分からないですけど、病名は?」
「AFP。…神経疾患です。」
「AF?・・・」
「AFPです」
「・・・で、治療方法は?先生」
いつもの淡々とした調子を崩した永峰医師は
「・・・・・・ありません」と下を向いた。
「ありませんって、先生!」少し興奮気味に昭太郎は言っていた。
口元を手で覆っていた永峰医師が、その手をテーブルについて告げた。
「はい、治療はできないのですが、移植手術をすれば症状を止めることができます。肝臓移植しか方法はありません」
静まり返るカウンセリングルーム。
昭太郎が様子を伺うように口を開いた。
「薬とかは無いんですか?」
「今のところ・・・ありません」
放心状態の母親と昭太郎。
足首の痛みが和らいできた頃、左足の甲の感覚が無くなってることに違和感を覚え、何度も足を触っていた。
そして今日、検査の結果を知らせるとのことで母親も呼ばれていた。
永峰医師に向かい合って昭太郎と母親は座っていた。
永峰医師がテーブル上のカルテに絵を描きながら説明を始めた。
「大林君の肝臓は異常トランスサイレチンを産生していて、アミロイドと言われる異常な線維状のタンパク質が末梢神経、自律神経並びに全身の内臓器官に沈着して各臓器の機能障害を起こす疾患です。」
下唇を噛みながら聞いていた昭太郎。
「なんだかよく分からないですけど、病名は?」
「AFP。…神経疾患です。」
「AF?・・・」
「AFPです」
「・・・で、治療方法は?先生」
いつもの淡々とした調子を崩した永峰医師は
「・・・・・・ありません」と下を向いた。
「ありませんって、先生!」少し興奮気味に昭太郎は言っていた。
口元を手で覆っていた永峰医師が、その手をテーブルについて告げた。
「はい、治療はできないのですが、移植手術をすれば症状を止めることができます。肝臓移植しか方法はありません」
静まり返るカウンセリングルーム。
昭太郎が様子を伺うように口を開いた。
「薬とかは無いんですか?」
「今のところ・・・ありません」
放心状態の母親と昭太郎。