DislikeMan~男なんて嫌い~
ホールに行くと、お昼どきだっていうのに、結構人がいる。
「恋歌ちゃん、大丈夫?」
「あ、すいません。大丈夫です」
電話しながらご飯を食べてる人とかもいて、ちょっと目を見開く。
ちょっと、自分もこうすればよかったかなとか思ってしまう。
「ちょっとさ……近いうち会えないかな?」
「え?」
「いや、聞いてほしいことっていうか……あってさ」
まさか城西さんにそんなこと言われると思わなかった。
というか、また女の話とかだったらどうしよう。
私の中の城西さんのイメージが驚くほど崩れてしまいそう。
「えぇ、いいですけど」
もうなんのためらいもなく男の人の誘いを承知することができるようになってしまった。
進歩と言えば進歩だけど、今まで拒否してきた時間はなんだったんだろうと思ってしまう。