狂愛ラバーズ
「人それぞれ違うんだから、こういう話はアテにならないものよ。」


「そうなんだ……。」


「落ち込まなくてもいいじゃない。流石にエッチを教える事は出来ないけど、男を喜ばせる方々は教える事が出来るわ。」


「そうなんだ………いつか海斗さんに教えてもらう。」


「それがいいわね。それぞれ違うんだし一緒にすればいいわよ。」




かれんちゃんが俺を喜ばすなんて………想像してしまう辺り中坊だ。





でも、楽しみにしてる自分もいる。





「私って魅力ない?」


「突然ね……今度は何?」


「海斗さん、キスしかしてくれないの……。胸も大きくないから、その、ムッムラムラしないのかなぁって……。」


「かれんちゃんってB?」


「Cはあるもの……。」


「大して変わらないじゃない。」


「お姉ちゃんはどのくらい?」


「Fね。」


「エッF…、まりあちゃんは?」


「……E。」


「え……ひなのちゃんもあるし…なんで私だけなの……。」


「あのさ、胸は関係ないわけじゃないけど……とにかく待ってるだけじゃダメよ。只でさえかれんは消極的なんだからここは大胆に積極的に自分から攻めなさいよ。」



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