丘の上より





――集合の時間になった…





コンビニの前に立っていたらゆきのが走ってきた。







「ごめん、待った?」






「ううん、大丈夫だよ。」





健史はゆきのが昨日より綺麗に見えた。





―――あぁ、コンビニの明かりかな…






ゆきのの頬の赤みがコンビニの明かりではっきりとわかる。







「…じゃ、いきますか。」




「うん。」







二人はコンビニから歩き出した。横に並んで…






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