カラダから始まる恋ってありますか?
裕介さんと、あたしの靴音だけが響く静かな展望台。
あたしのドキドキが繋がれた手のひらから裕介さんに伝わってしまうんじゃないかって思うぐらいに鼓動がうるさい。
そして、螺旋階段を登りきると海風がブワァと真正面から吹いてきてスカートの裾が捲れてしまいそうで、慌てて裾を手で抑えながら
望遠鏡が設備された手すり近くまで近づいていくにつれ
海がドンドン近づいてくるような不思議な感覚に襲われ
あたしは、ただ、目の前の景色を息を飲んで見つめた。