カラダから始まる恋ってありますか?

「ジュン…」


ジュンの顔を見た瞬間、忘れてきたジュンとのキスが脳裏に浮かんで身構えていると



「どうしたの?愛美」



何も知らない由実が、心配そうにあたしとジュンを交互に見ながら聞いてきた。


夕べの事を由実が知ったら大騒ぎになる。


「なんでもないよ。由実。ちょっとだけいいかな?ジュンと用事あるの忘れてた。すぐに終わるから」


そう嘘をついて、まだ心配そうな瞳でいる由実に「ごめんね」と告げてジュンと店の裏側に向かった。




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