SEVENTEEN 短編集
どうしたい?って
あたしは…あたしは…
「…みるくに…これからも逢わせてくれるなら…あたしは逢いたい!」
「じゃあ…とりあえず連絡先、聞いていいか?」
ケータイを出そうと
ポケットに手を入れた
けど、そこにケータイ
はなかった…
「…ごめん。ケータイ忘れたみたい…」
「…まじでかー、どうしよ…」
「…あ!じゃあ…明日!さっきの路地で待ち合わせしない?」
「…えっ?…なんで?」
「明日また逢えば、連絡先…」
「あぁ!そうゆう事か…!」
「…うん!…じゃあまた明日」
そう言ってあたしは
早々とその場を立ち去り
家に帰った