colors



リビングにつくと、もう私以外は席についていた。
桜さんがご飯をよそい、白良さんと千草君がしゃべっていた。

「遅くなってすみません。」

私はあわてて桜さんの隣に立ち、手伝おうとした。

「あら、いいのよ♪もう済むから朱嘉ちゃんも座ってなさいな」

桜さんは笑顔でいい、私に座るように促した。






夕食中、私はあまりしゃべらない。
というか家での私は基本無口だ。

…何を話したらいいのかいまだわからないからだ。

「…ごちそうさまでした」

「はーい。おいしかった?」

「とてもおいしかったです。」

「そう。それはよかったわ♪」


桜さんとそんなやり取りをして私は食器を片づけ部屋にはいった。





「ん?」


私は携帯が光っていることに気付き、開いてみた。

「あ。明から…」



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件名Re2:
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そっかー。
俺、今やっと家着いたよ。
まじ疲れた(´ω`)

そういや朱嘉って映画好き?

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私は時計をみると時刻は19時34分。
携帯の受信時間をみると19時30分。

…さっき帰ったんだ…。




私はベッドに寝ころびカチカチといじりだした。


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件名Re3:
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お疲れ様。

映画?
ものによるかな。
嫌いではないよ。

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