だって君が好きだから。
やっぱりあたしは
修が好きだよ。
何があったって
離れたくないよ…。
「修、もっと一緒にいたいよ。」
「…ダメだよ。
今日はもう遅いから。帰ろ?」
「お母さんには
真樹の家に泊まるって
言うから、修といたい。」
「ダメだよ。
ウソついちゃダメ
もうすぐクリスマスだから
そんときはちゃんと
お母さんに俺が言うから。」
「今、一緒にいたいんだよ」
「…俺だっていたいよ?
だけどお母さん心配するだろ。
わがまま言わない。」
「わがままじゃないもん。」
「…わかって?
一緒にいたいのは
優梨だけじゃないんだから。」
「…うん、わかった。
ごめんね、修。」
「いいよ。
クリスマス楽しみだな」
「そだね、早くならないかな」
「優梨は、ケーキが
楽しみなだけだろ?」
「違うよ〜
クリスマスずっと修と
一緒にいれるのが楽しみなの」
「可愛いこと言うな〜
クリスマスまでまてなくなる
からそんなこと言わないで」
「ほーい」
クスクス笑いあう。
あたしの幸せの瞬間。
離れたくないよ。
ずっと一緒にいてね、修。