だって君が好きだから。



修と一緒にジェットコースター
に乗れる〜!




「ねっ!これ怖い?」




「怖くねぇよ。
すかっとするかな。」





「早く乗りたい!」





「うるさいな、
ちょっとはだまれよな!」





「え〜!
だって楽しみじゃん♪」





「ガキの面倒見るのも
疲れるわ〜。」





「ガキじゃないもん!
面倒も見られてないし〜」




「はいはい」




修はそう言ってあたしの
頭をポンポンする。



子供あつかいしないでよね。




「おい、乗るぞ?」




「うん!」





ヤバい。
こんな大きいジェットコースター
初めて乗る。




なんか緊張するな…




「そんな怖い?
だったら俺につかまっとけ。
今日だけ特別な?」




やっ、ヤバい…。
まじでうれしい……。
修ずるいよ。
こんな時にあたしを
キュンキュンさせるなんて…。



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