だって君が好きだから。
「…………………。」
「おい!大丈夫かっ?」
「むっ、無理。吐きそう」
「わぁー!まて、待て!
トイレまで我慢しろ!」
あたしはやっぱり
こうゆうの無理みたい。
まじでジェットコースター
怖いんだけど…。
修にまで迷惑かけちゃって
最悪だ、あたし。
「もぅ大丈夫か?
ほら、優梨の好きなりんご。」
トイレから出てきたあたしを
心配して駆け寄ってきてくれて
あたしが好きなりんごジュース
まで買ってくれていた。
…お金ないくせに。
「ありがと、修。
お金返すよ。いくら?」
「いいって。
そんな心配してないで
ゆっくり休めよ。」
「うん、ありがと。」
修はあたしの背中を優しく
さすってくれている。
こうゆうの弱るなぁ。
いつも意地悪なくせに
こうゆう時は超優しいんだから。