だって君が好きだから。


今日で修が大阪に行ってしまって
5日もたった。




ねぇ、修何してるの?
元気でいるの?


どうして連絡してきて
くれないんだろう。



あたし、心配だよ…。




プルルプルルプルル


あっ、電話!修?


あたしは慌て電話に出る。


「もしもし修?」





『あっ、恭平だけど。』





「キョーちゃん。
…どうしたの?」




『やっ、あの修のことなんだけど』





「どうしたの?」




『あいつ、連絡とってる?』





「ううん、とってないよ。」




『そうなんだ。
やっぱ心配だよなぁ…』




「うん、そうだよね」





『でも、修のことだから
フラッと帰ってくるよ。』



「うん、そうだよね」




『じゃあ、それだけだから
なんかごめんな電話。
じゃぁまたあした』




そう言って
キョーちゃんは電話を切った



なんだったんだろう?




みんな心配してるんだから
早く帰ってきてよね。




修、あたしは待ってる。





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