だって君が好きだから。


「修のエッチ…バカ。」



「ごめん、だって
優梨可愛んだもん。
我慢できなくてごめん」




「いいよ。」




「でも、曖昧な気持ちで
こんなことしないから。
ちゃんときっぱりするから
それまで待ってくれる?」



「…うん、待つよ。」




「約束…」




「うん、約束ね。」




「じゃぁ、俺
とりあえず地元帰って
また落ちついたら
大阪に行くことにする。」



「うん、そうだね。
あたしもそのほうが
いいと思うよ…。」




「ごめんな、待ってて」




「待つよずっと。」




「あっ、そうだこれ
優梨に似合うなって
思ってお土産に買ったんだ」




そう言ってた
小さなピンクの包み紙を
渡してくれた。



「ありがと、開けてい?」


修は笑ってうなずいた。


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