だって君が好きだから。
「恭平!久しぶり!
こっちに来て同級生に会ったの
恭平が初めてやわ!
元気にしてた?」
「…なんでここに?」
「なんでって、
修が大阪で事故してたこと
昨日聞いたから心配やったし…。」
「そっか、修なら帰ったぞ」
「うん、この女の子が
教えてくれたよ!
ガソリンスタンドって
修らしいバイトやね。」
「あぁ、まぁそうだな。」
「何?恭平久しぶりの
あたしとの再開嬉しくないの?」
「いや、別にそうゆうのじゃ
ないけど、びっくりしてさ。」
「ふーん。
それで、この女の子は恭平の
彼女やったりするん〜?」
あたしとキョーちゃんを
交互に見て楽しそうに言う。
「優梨は俺の大親友♪」
キョーちゃんはあたしの肩を
抱き寄せてそう言った。
「なーんだ。つまんない
優梨ちゃん、可愛いのに。」
ダメだ、気になる。
聞いていいかわかんない。
「あの、あなたは?」
聞いちゃったよ、あたし。