Welcome to☆椿荘

友達?

マサは警部になっていて
そんなマサの計らいで
難なく一郎は開放してもらえた


代わりに
今度お酒をおごることになったが
そんなことで償わせてくれる
マサの昔と変わらぬ友情が嬉しかった


外はゆっくりと白み始めている
一郎は
所から出た後も沈黙を守っていた


ここまできたら
一郎と
とことん話さなければいけない

私の中でゆっくりと
決意が固まったころ

タクシーは
椿荘に到着した
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