いじめ【嫉妬】
その時、由乃がグイッと手を引っ張った。

「ああ、うん、ごめん」

そう言ってまた階段をのぼりはじめた。

もう1度後ろを振り返って、みーちゃんを

見た。

みーちゃんは、知らん顔して外を見てる。

後ろをむくのをやめて、また前をみながら

階段を登り続けた。

あ、そういえばあとで由乃に、昨日の

メールの事、相談しないと。

教室についたら、相談しよう。

そして、教室に着き、ドアを開けた。

まだ中には数人しかいなくて、だれも

「大丈夫?」とは言ってくれなかった。

あ、由乃にあの事…。

もうすでに席に着いていた由乃の方へ

向かい、

「由乃」

と、呼ぶと由乃はこちらへ顔を向けた。

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