人の恋を笑うな
1時間くらいたったかな…ついた家から海は見えなかったけど、素敵な場所だった。庭には綺麗な花が咲き、とても広い


『寝泊まりは庭のあの小さな部屋で。あとはこっちでな』


お義父さんの家は平屋でとても広かった。台所にはなんと!金髪美人が料理をしている


お義父さんが呼び掛けて少し話しをすると、彼女は私達に手をふって家をでていった


『スージーってんだ。息子夫婦が遊びに来るっていったら料理つくっとくわって。すぐ近くのアパートに住んでる』


私は彼女の作ったスペアリブのコーラ煮をお皿に盛った


お義父さんはビールを出してきて、私達は乾杯した


『お疲れ様。今空港工事中で大変だろ?』


『まいったよ…長い時間歩かされた』


私は先に翔太に離乳食を食べさせた


『おお、翔太はもうそんなの食べてるのかい。でかくて男らしいな。武人の時と同じだ』


『よく食べるんですよ。すごくしっかりしてるし』


『立つのも早いんじゃないかな…一歳になったらすぐ歩きそうだ』


『母さんが生きてたらな…きっとお尻噛んでるよ』とお父さんが笑う


『お袋、お尻みたら俺らのガブッといってたみたい』


『仏壇は?』


『買ってない。日本にお墓あるし…それに俺クリスチャンに改宗したもん』


『ええ!いつなんだよ、聞いてないぞ』


『5年前。だってシスター美人なんだ』


『ちゃんと相談してくれよ』


『宗教は自由じゃないか』とお父さんは豪快にビールを飲む


スペアリブはかなり美味しかった


でも思ったことは…お義父さんのDNAも、翔太にはちゃんと入ってってこと


お義父さんはハワイでレストランを経営してるらしい。毎日様子をみにいったりしてるが、料理などはスタッフに任せている


やっぱり親子、経営には向いてるようだ
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