年下の君に愛されて、、、【長編】
言いたくて言いたくて仕方ない言葉を
おさえながら心ん中に閉まった。
“うん”
変わりにそう笑顔で答えた。
髪の毛をきちんと乾かして、鏡を見て
“よし!”
と気合いをいれる。
久しぶりだな、徹くんと出かけれるのって。
急いで準備した私を玄関で待っててくれる。
『行こっか』
私のペースに合わして、焦らなくても
大丈夫だよ、と言ってくれてるみたいに
ゆっくり行動してくれる。
ドアを開けて外に出た私達。
不思議……体がだるくて、頭も重くて
どこかに行こうという気持ちじゃなかったのに、
悩んで悩んで、じっとしときたかったのに
今はこんなにも軽くなってる。
やっぱり…
すごいよ徹くんパワーは。
『どこ行こっかぁ』
『どこでも大丈夫だよ?
気晴らしできるなら!』
なんて、どこに行ったって徹くんと居れれば
気晴らしになっちゃうんだよ。
心の中での気持ちだけどね。
隣で、うーん…。
と悩んでる徹くん。
その横顔をじっと見つめてしまう。
めったにこんなに近くで、ましてや歩いて
休みの日まで見ることなんてない。
『じゃあ…ショッピングでも行きますか?』