いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]
そして、翌朝。


……し、しまったぁっ!!

時計を見ながらガバッと起き上がった。

寝すぎだよ私っ!!


まさか、こんな日に寝坊するとはっ!!

よりによってこんな日に!!

ベッドから慌てて飛び出し、急いで着替えて、洗面所で必要最低限の身だしなみを整えた。


やばいっ!!今から出たとしても、完全に遅刻だっ!!



髪もボサボサだけど、……もういいや!!

もちろん、さりげないオシャレに気を遣う時間もない。

バタバタと準備しながら、とりあえず鞄に財布やハンカチ、携帯などを突っ込み、「行ってきまーす!!」と玄関を飛び出した。


朝から最悪だっ!!久世玲人に怒られる!!

猛ダッシュで走り、約束の時間から30分ほど遅れて、ようやく待ち合わせ場所の駅に到着。


ゼエゼエと息を整えながら、キョロキョロと久世玲人の姿を探した。

どこだろ…、駅の構内かな!?もしかして、帰ったかな!?

あちこちと探しながら駅の構内も探してみると、構内の出入り口付近で、壁に寄りかかっている久世玲人を発見した。




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