チロルチョコ
そんな日々が2、3ヶ月続き

流君への気持ちが

どんどん膨れ上がってきたころ・・・。


放課後の図書室に私が好きな物語の本を

本棚の前で立ち読みしていると、

隣にいつの間にか流君がいて

緊張してしまって

本棚に本を戻そうと思っても

手が震えて上手く入らなくて

慌てて入れようとすると、

2、3冊本を落としてしまった。

「大丈夫?」

また、この時私の王子様が拾ってくれた。



「・・・好き・・・。」
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