同居から始まる恋もある!?



サチへ


やらなければならないことが見つかったので、突然ですが、ここらへんでお邪魔虫は退散することにしました。

短い間だったけど、ありがとうな。


久しぶりにサチと話せて、とても嬉しかったよ。

突然押しかけて居候させてくれなんて、無理言ってごめん。武君にも謝っておいてください。


せっかく再会出来たっていうのに、がっかりさせてしまうことばかりだったよな。

でも、正直に告白すれば、ほんとうの俺なんて実はこんなもんだったりする。

なぜだか昔から、サチにはイイところを見せたくてさ。

柄にもなくかっこつけたりしてたんだけど。


サチの自慢の兄ちゃんでいられることが、俺にとってはなにより誇れることだったんだ。他に何もなかったしね。

だから、もしサチがほんとの俺に失望して、もう兄貴だと思えなくなったのだとしても、俺にとってサチは誰より大切な妹だよ。

最後に挨拶が出来ないのが心残りだけど、例え離れていたって、今までもこれからもずっと、サチの幸せを一番に祈ってる。

武君と仲良くね
(´∀`)人(´∀`)



深山芹生




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