同居から始まる恋もある!?
紙を持つ手が小さく震えた。
「なにこれ!こんな手紙をチラシの裏に書くなっつの!」
思わず声を上げた。
相変わらず、なんにもわかってない。あたしは、完璧な兄貴が欲しかったわけじゃない。ただ芹生に、傍にいて欲しかっただけだ。
「なにが大切な妹よ。まだ告白すらしてないのに、勝手に振らないでよ」
立ち上がって、わたしは勢いのままに部屋を出た。
美帆にもらった名刺を確認する。
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